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娘の自立に思う

 本日は、娘の卒論提出期限日。いつもぎりぎりになって追い込むタイプの彼女は、ほとんど完成している論文を読み直しているうちに物足りなさを感じたのか、早朝から追加原稿の執筆を始め、学校にいく電車の中でも原稿を書き続け、「A4用紙に20枚以上」という規定を大幅に超過した39枚の大作を仕上げたそうだ。本当によくがんばった…とは思うが、なにも当日になってそこまで追い込まなくても、とも思う。まぁ、そのあたりも親によく似ている。

 彼女が卒論を提出した後、池袋で待ち合わせをして、彼女が4月から住む新居の下見にいった。駅から徒歩2分という交通至便な場所で、日当たりがよく、周囲の環境もよさそうだ。正直、居住面積は少し狭いように思ったが、一人で暮らすのだからあれで十分だとも思う。なにより、部屋に入ったときの印象がとてもよかったので、「ここでいいと思うよ」と賛成したら、とても喜んでいた。

 こうして実際に手続きを進めていると、4月から彼女が自立するということを、しみじみ実感させられる。大学4年間は、あっという間だった。12年前に離婚して以来、彼女とは8年間、離れて暮らしていた。その間、いつかきっと彼女と一緒に暮らしたいと、ずっと願い続けていた。そんなワガママを叶えてくれたのは、娘と元夫、そして娘との同居を許してくれた今の夫のおかげだ。とても楽しく、貴重な時間を彼女と一緒に過ごせたことに、心から感謝したいと思う。

 写真は、卒論提出祝いとして「はなの舞」で食べた焼きガニ。カニは、ゆでるより焼いたほうが絶対に美味しいと思う。

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