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息子、正月の挨拶に来る

100103.jpg 神田明神の初詣風景

 妻の実家で正月を迎えた息子が、東京に戻ってきた。妻は、2月の出産に向けて実家に残ることになり、たった一人の帰京だ。心なしか寂しそうだったので、近所のスーパーで買ってきた寿司を囲み、あれやこれや話しをした。

 あまり人の家に泊まった経験のない息子は、妻の実家でとても気を遣ったようだ。といっても、「洗濯物をどうしたらいいか」「俺なんかがいて、みんな疲れないだろうか」というような、いってみればそうたいしたことのない気の遣い方である。話しをよく聞いてみると、「食べたいものを聞かれたから寿司と答えた」とか「カニがうまくて、腹一杯食べた」とか、どちらかというとずうずうしい態度のようにも思える。

 そんな話しをしつつ、「2月に親になるんだよなあ、俺も。なんだかピンとこないけど、責任重いようなあ」と、しみじみ。それで、保険に入ると決めたそうだ。「自分が死んだ後、家族を守るにはどうしたらいいかなんてことを、考えたりするんだよなぁ」。彼の言葉を聞きながら、まだ24才なのにこいつも大変だなと思った。