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私的新型インフルエンザ対策

 分倍河原にて取材。仲間とバーベキューをやるという娘と一緒に、朝一番に電車に乗って出かけた。通勤時間だけに、さぞ人が多いだろうと思いきや、行く方向が正反対だったおかげで電車は空いていた。

 それにしても、マスクをしている人が増えてきている。新宿駅でざっと眺めただけでも、かなりの確率でマスクを着用していた。おそらく、いや絶対に、これは新型インフルエンザ対策だろう。メディアが扱えば一気にヒートアップするのがお国柄なのか、つい最近まで誰もマスクをしていなかったというのに、不思議なことだ。誰も気にしていなかった期間も、新型インフルエンザは確実に広がっていたし、患者も増えていた。リスクは、ずっとそこにあった。ただ、そのことをメディアが報道していなかった。違いは、ただそれだけだ。なのに、今になって突然マスク姿の人が増えるというのは、どういうことだろう。

 ところで私は、新宿駅の乗り換えの時と、電車が混んで来たときにマスクをしている。物理的に人との距離が近く、いざというときに逃げられないような状況になればマスクをする。人との距離があったり、逃げられる場所であればしない。それと、人と話すときは、できるだけ対面に座らない。この程度の対策でも、感染の確率をかなり下げることができるのだ。

 あと気をつけているのは、つり革やエスカレーターのベルトのように、多くの人が触った可能性のあるものにはできるだけ手を触れないことと、外ではできるだけ手で顔を触らない(髪をかきあげたり、鼻をこすったり、ほっぺをかくことを含めて)こと、それと食事前には「手ぴかジェル」で手の消毒をすること。これが強毒性の鳥インフルエンザだったとしたら、この程度ではとても防ぎきれないとは思うが、今回の新型インフルエンザはこの程度でいいのではないかと思っている(自己判断だが)。

 そのあたりのことを解説した本が、マイカから電子書籍で出版されている。宣伝で申し訳ないが、具体的な対策がいろいろ載っているので、興味のある人はぜひ読んでみてほしい。

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