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安楽椅子探偵と忘却の岬



 「容疑者Xの献身」から始まり「ガリレオ エピソードゼロ」、そして「安楽椅子探偵と忘却の岬」と、ミステリ三昧だった週末。実を言うと、「容疑者Xの献身」&「安楽椅子探偵」は1年も前から楽しみにしていた。せっかくだから、もう少し間を空けてやってほしかったと思うのは、私のわがままなのだろうか。いや、きっと多くのミステリファンが、同じことを思っただろう。


 ここで、知らない人のためにちょっとご説明を。「安楽椅子探偵」シリーズは、綾辻行人と有栖川有栖というミステリ作家が、視聴者に対する挑戦として放映するミステリドラマ。問題編と回答編に分かれていて、二週に渡って放映される。問題編を見た視聴者は、与えられた期限までに犯人と推理プロセスを書いた回答を番組に宛てて応募すると、その回答の中から「正解」かつ「エレガントな」回答に対し、50万円という賞金が与えらる。


 これまで数年に一度という割合で放映されるので、リアルタイムで挑戦できるのは、我が家的にはこれが初めてだ(と思う)。そういったわけで、DVDで同シリーズの大ファンになった息子を中心に盛り上がるだけ盛り上がった我が家。当日は昼過ぎに息子がやってきて、みんなで昼食を済ませ、13時に番組が始まったと同時に、それこそ正座する勢いで番組に集中していた。


 番組中も細かくメモしていた息子、15時に番組が終わると同時に、メモを見ながら何度もHDDレコーダーに録画した番組を見直し、あらゆる推理を繰り広げていた。その間、私はひたすらおやつを出したり、夕食やお酒を出してみたり。ひたすらエネルギーの供給に努めた(私自身は、とうにギブアップ。こういう論理的思考が求められるタイプのミステリは不得意なのだ)。


 彼が21時過ぎに帰るまで、あまり何度も同じシーンを繰り返し再生するので、もう台詞も風景もCMさえも、すっかり暗記してしまった。結局、まだ結論は出ていないけれど、回答締切は水曜なので、それまでにはなんらかの答えを出し、応募しておこうと思う。50万円は無理でも、参加したという満足感を味わってみたいから。回答編は、今度の日曜日。息子はまた、お昼すぎに現れるのだろうか。


追記:これからでも挑戦したい方。ネットで動画が配信されています→http://shop.asahi.co.jp/anraku/


コメント (2)

This really answered my problem, thank you!

Keep up the great works guys. I've added you to my blogroll.

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