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イペタムの刀鞘

 以前、この日記に書いた作品の作家さんが上京。彼女は北海道に住んでいるので、なかなかお会いできなかった。ひと目見て、ああ、と思った。作品のイメージ通り、透明感のある、たいへん美しい人。ウソのない瞳、妥協しない強さをもつ凜とした女性だ。まだこういう人がいたのかと、大変感銘を受けた。

 さて、来月いよいよこの作品が形になる。タイトルは、「イペタムの刀鞘」。かなり長編だが、作品力があり、あっという間にひきこまれる。イラストをお願いしたイラストレーターさんにもテキストを送ったところ、「かなりの長編ですが、夢中で読んで、一日で読破しました」というメールをいただいた。ほかにも何人か見せてみたが、誰もが口を揃えて「夢中になった」という。来月、いよいよその作品が多くの人の手に渡る。考えるだけで、わくわくする。