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ベレッツァの数量限定ランチ

 久しぶりに、カコさんとランチデート。ずっとゆっくり話す機会がなかったので、今日は少し時間をかけてランチを食べつつ、あれこれ話をした。たとえば、彼女が思い描いている未来のこと。この先、どんな人生にしていきたいのか。そのために、今、何をすればいいのか。

 「自分が生きた証を残したい」「何をするために自分がいるのか、それを知りたい」と思うのは、日本人特有の習性だとか。私は、ひそかにこのことを「自己実現のワナ」と呼び、危険物扱いしている。なにかを成し得たいと思うのは、決して悪いことではない。しかし、それを思い詰めすぎると、目の前の幸せや当たり前の日々を軽ろんじてしまい、やがて大切なものを失ってしまうと知っているからだ。

 しかし、カコさんはとても賢い人だし、なんたって愛の人だから、そんな心配はいらないだろう。どちらかを手に入れるためにどちらかを諦めるようなことは、決してしないはずだ。彼女のような人は、愛する伴侶と過ごす毎日の生活を大切にしつつ、上手に自分の道を極めていくのだろう。

 さて、本日美味しいランチをいただいたのは、本郷のベレッツァというイタリアンレストラン。ここの「数量限定ランチ」はとても美味しいという評判だったので、12時前にはお店について、すぐに注文した。メニューは「うずらのソテー マスタードソース」で、限定2品だという。つまり私とカコさんが注文したら、それでもう本日の数量限定ランチはおしまいということだ。なんだか申し訳ないような気がしたが、お味は大変美味しくて、大満足。
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コメント (2)

たこ:

自己実現のワナ。思うところあります。
うちのダンナだけかも知れないけど若い男性が不可解だと思うのはですね、まだ何も成し遂げて無いという気持ちがあるせいか、すごく嫉妬深いんですよ。
年下の女の子が金メダルとりそうになると「転べ」とか言うんですね orz...
だったら見なきゃいいのにジーっと見てて面倒くせー、みたいな。
いやなんか違うかも知れないけど。いきなり愚痴で失礼しました(^^;

This really answered my problem, thank you!

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