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時を刻む音がする

　来年２月、孫が生まれる。本日、息子のお嫁さんが産婦人科の検診で赤ちゃんの様子をみてもらったときに、赤ちゃんの性別を教えてもらったらしい。私の初孫ちゃんは女の子だそうだ。さぞ可愛いだろう（←すでにババ馬鹿）。こんな早くに性別がわかるなんて、医学も進歩したものだ。

　その話をするために母に電話をしたら、「この間、おもしろいものが出てきたよ」と言った。二階の押入れを片付けていたら、息子と娘が赤ちゃんだった頃のビデオが出てきたのだそうだ。うちはビデオカメラを買っていなかったので、うちの子供たちは自分のビデオをもっていない。その一本は、たまたま友達が自分の子供をビデオで撮影するついでに、うちの子供たちも映してくれたものだろう。「ビデオを見ると、不思議な気持ちになるね。あの子も今では24歳の大人だというのに、この映像の中ではまだまだ赤ちゃんで、その表情を見ていると妙にリアルに思い出してしまう」。

　母や私から見ると、子供たちの20年なんてあっという間なのに、彼らはその間に大人になり、結婚し、子供まで産もうとしているのだから、本当に不思議だ。いつもは時間なんて忘れているのに、こういう場面に出くわすと、時を刻む音が「チッチッチッ」と耳元でなっているような気がする。

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投稿者: 真花 日時: 2009年09月26日 22:38 |

コメント (4)

たま:

子どもを持つっていうのは、目に見える時間（歴史）を持つってことだと書いていたのは、林真理子だったかな。
あれから、12年たてば歩き始めたばかりだった赤ん坊だって中学生になる、とかいろいろ。
時間がほんとうに目に見えるからね。

投稿者: たま | 2009年09月27日 00:33

日時: 2009年09月27日 00:33

真花:

コメントありがとう。
林さんの言葉は、まさにその通りだね。
「時間（あるいは歴史）」は、自分の気持ちと、外的要因が作り出すものだと思う。
でも、ずっと変わらないものもあるよね。

投稿者: 真花 | 2009年09月27日 13:50

日時: 2009年09月27日 13:50

どっと屋Ｍ:

ブログやTwitterの書き込みなど拝見させていただいています。

内容からおそらく真花さんと同い年くらいの私なのですが、その私も早くして子持ちになったので、２６歳になる息子を筆頭に二十歳前後の娘も二人おります。

本当に子育てやってる期間なんて、夢中でしたし、あっと言う間ですよねぇ…。余裕もなかったし。世間の人並みに子供にしてやれたのかも自信がないままです(^_^;

そんな自分も、ふと気がつけば"お祖父さん"と呼ばれる日も遠くないのかも…と思うと、不思議な気分です。今のところそんな雰囲気はありませんが、突然ってこともあるんでしょうしね（自分もそうだったように(^_^;）。

自分はそれに相応しい存在と役割を果たせるのだろうかと自問自答してしまいました。５０歳も間近なのに子供っぽく成長もしきれてないのにねぇ(^_^;

投稿者: どっと屋Ｍ | 2009年09月27日 16:03

日時: 2009年09月27日 16:03

真花:

どっと屋Ｍさん

こんばんは。
コメントありがとうございます。
ブログ拝見しました。
iPhone使ってらっしゃいますね！
いろいろ情報交換させて下さいね。

そうそう、ある日突然「孫ができた」ですよ。
心の準備なんて、する暇ないですよ。
相応しい存在なんて、私には無理。
だからもう、開き直ってしまいました（笑）。
私は私。
どうなっても、それは変わらないのですよ。

投稿者: 真花 | 2009年09月27日 23:10

日時: 2009年09月27日 23:10

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