【車旅】スターリンクを設置するときには障害物に注意

年末年始にかけてRVパークでをしてきました。お邪魔したのは「RVパーク 宇都宮ICくまくま」。電源、トイレ、シャワーなど必要な設備が全部揃ったRVパークです。

車中泊時に活躍したのが、例のスターリンクです。RVパークに着いたら、まずハイエースバンの天井にスターリンクのアンテナを設置します。あとはルーターの電源を繋げるだけで、高速なインターネットが利用できるようになります。

ただ、留意しておくべき点が1つあります。スターリンクは100W程度消費するので、ポータブル電源だとあっという間に電源が空になってしまいます。電源が使えるRVパークであれば問題ありませんが、ポータブル電源で使う場合はネットを使うときだけ電源を入れるといった工夫が必要になるでしょう。

通信速度は、おおむね200Mbps前後。事務所で仕事をしている時より快適です。これまではクラウドWi-Fiを使っていましたが、地方では通信速度が遅く、Webブラウズがやっと。などでは、かなりの頻度で固まってしまったり、映像が動かなくなったりしていました。スターリンクの場合は、インターネットやYouTube、Zoomなどを使っても全くストレスがありません。1度、Zoomを使っている間に数秒ほど止まってしまったことがありましたが、MTG自体に影響はありませんでした。

このときStarlinkアプリを見ると「Starlinkは部分的に遮られています。3分ごとに中断が予想されます」と表示されています(実際は全く中断されませんでした)。アプリで確認すると、近くに障害物があるようです。

外に出て確認すると、隣の家の木が少しアンテナにかかっていました。邪魔だからといって木を切るわけにはいかないので、駐車する場所を少し変えて対応することにしました。

スターリンクを設置するときは、周りの障害物なども気にしつつ設置場所を決めた方がいいのかもしれません。平置きの駐車場であれば障害物の影響はないと思いますが、林間キャンプ場などでは、もしかするとスターリンクの本領を発揮できないかもしれません。

とはいえ、設置も簡単ですし、通信速度も速いスターリンクは、もはやバンワークに欠かせないアイテムとなりつつあります。

秋葉 けんた

投稿者プロフィール

IT系のライティングを担当。
書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。

 ●これまでの主な仕事
PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。

 ●連絡先
メール:kenta@office-mica.com

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