【車旅】石川県の地震で学んだ災害対策

井上です。今年のゴールデンウィークは北陸を巡りました。美味しい海の幸が食べたくて、5月4日は「道の駅 氷見」の「ひみ番屋街」まで走り、美味しい昆布〆とお寿司を堪能しました。道の駅の隣にある温泉に入り、その日はここで車中泊。

翌日は「マリンドリーム能生」のRVパークを予約していました。ランチの後、そこに向かおうとしていた午後2時40分頃、スマートフォンの緊急地震速報が鳴り響きました。

道の駅に停まっていた他の車からも、一斉に同じ音が聞こえてきます。スマートフォンの画面を開くと「まもなく強い地震が来る」という情報が表示されましたが、どうすればいいかわからないまま車内で待機していたら、ハイエースが大きく揺れ始めました。

しばらくすると揺れが収まりましたが、余震がくるかもしれないと思い、少し車のなかで待機することに。情報が欲しいと思ってTwitterを見ると、かなり大きい地震だったということがわかりました。石川県では最大震度6強が観測されたようです。

海の前だったので津波が気になりましたが、幸い「津波は発生しない」とあったのでホッとしました。このあとどうしようかと思案していたら、友人からLINEで「余震があるかもしれないから、そこから移動したほうがよいのでは」という連絡があり、そうすることにしました。

予定ではこのあと富山を南に下って群馬に入ることになっていましたが、災害に詳しい友人によると「海岸沿いを走るのは危険だから、長野から南に下ったほうがよい」とのこと。予定を変更し、飛騨白川から高山まで降りたあと、長野の道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」まで約4時間走りました。到着した頃はすっかり夜で、お店も閉まっていましたが、お腹はペコペコ。さてどうしようかと冷蔵庫を見たら、氷見の市場で買っておいた刺身が入っていたので、それをおかずに美味しくごはんをいただきました。

日本は災害大国。バンワーク中、どんな天災に遭うかわかりません。ちょっと怖いなと思いましたが、娘から「車だとすぐに安全なところまで避難できていいね」と言われ、たしかにそんな考え方もあるなと。むしろポータブル電源やソーラーパネル、スターリンクを搭載している分、災害には強いのかな?と思ったり。さらに娘から「水や食糧だけは、数日分備蓄しておいてね」という指摘があり、これは正直ちょっと不足していた部分でもあるので、今後は意識して車に積んでおくようにしようとも思いました。

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

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