Webマガジン 別冊マイカ

秋葉です。今回はChatGPTを使って「記事を書く」方法を紹介します。基本的にはChatGPTに「●●の記事を書いて」と指示するだけですが、さらに条件などを指定することで目指す内容に近い文章を生成することができます。

たとえば「事例の記事を書いて」と指示してみます。すると、下記の文章が表示されました。

以下は、ある学生が起こした事例についての記事です。

大学生が自転車で歩道を走行し、歩行者と衝突したという事故が発生しました。この事故で歩行者は軽傷を負い、学生は法的責任を問われることになりました。

事故は、学生が自転車で歩道を走行していたときに、歩行者が突然現れたことが原因で起きました。学生は急ブレーキをかけたものの、避けきれずに歩行者と接触してしまいました。

警察が到着した際、学生は自転車で歩道を走行していたことを認めました。このような行為は、交通法違反にあたります。さらに、学生が急ブレーキをかけたことで、後続の自転車や車両が追突する可能性があったことも指摘されました。

学生は、謝罪と責任を取る意向を示し、歩行者には治療費や損害賠償を支払うことになりました。また、学生は交通法違反により罰金を科せられ、違反点数も加算されました。

このような事故は、歩道を自転車で走行することが原因で起こりがちです。歩道は歩行者のために設けられた場所であり、自転車は車道を利用することが基本です。自転車を利用する際には、交通法規を遵守し、周囲の安全に配慮することが必要です。

ただ「事例の記事」と指示し、その内容まで指定しなかったため、自転車事故の法的責任に関する記事が生成されました。しかし僕は、自転車事故の事例記事が欲しいわけではありません。

そこで、こんな風に指示してみました。「あなたはセキュリティ企業のPR担当です。自社で扱っているのはセキュリティ関連製品。強みはネットワークの検疫サービスです。このサービスについての事例記事を書いて下さい」。すると、次のような文章が生成されました。

以下は、ある企業がネットワークの検疫サービスを活用した事例についての記事です。

ある大手企業が、ネットワーク上での情報漏えいやサイバー攻撃のリスクを抱えていました。社内で使用するPCやネットワーク機器を適切に管理することが困難であり、セキュリティの脆弱性が指摘されていました。

このような課題に対し、企業はセキュリティ企業の検疫サービスを導入することを決定しました。検疫サービスは、企業のネットワーク上の通信を監視し、悪意のある通信や不正なアクセスを検知することができます。

導入後、企業は検疫サービスによって多数の攻撃を検知し、防止することができました。特に、社員が誤ってクリックしてしまうフィッシングメールによる攻撃を効果的に防止することができたという声が挙がっています。

また、検疫サービスは不正な通信を検知するだけでなく、企業のネットワークの状況を分析し、セキュリティの脆弱性や改善点を提案することも可能です。企業はこの提案を元に、セキュリティの強化策を検討し、改善に取り組んでいます。

ネットワークの検疫サービスは、企業のセキュリティ強化に大きく貢献することが期待されています。企業は、セキュリティに対するリスク管理がますます重要となる中、検疫サービスを活用することで、より安全なネットワーク環境を実現できるでしょう。

だんだんイメージに近づいてきました。ChatGPTは曖昧な指示でもそれなりの文章を生成しますが、こちらが必要とする文章に近づけるには、もう少し細かい条件などを追加して指示する必要があります。

さらに具体的な内容…例えば、事例先の「ある企業」にはどういった課題があったのか。その解決になぜサービスを導入しようと思ったのかといったことを加えていけば、セキュリティ製品の事例記事が完成するでしょう。