大雨&台風シーズン到来!「浮いてまて」で命を守ろう

以前、こんな記事を書いたことがあります。

■溺れた時「助けて」と叫んではダメ。ではどうすれば?

この記事のなかで特に話題になったのが、このイラスト解説でした。

イラスト:三井俊之

この図が表しているのは、「水の比重は1だが、人の比重は0.98。つまり体の2%は必ず浮く。この2%を鼻と口にすれば息ができるが、助けを求めて手を上げてしまうと、その手が2%になり、鼻と口は水没してしまう」ということ。
この2%をもっと増やすためにできるのが、浮き具を使うという方法。

■命を守る緊急浮き具で緊急安全確保の具体的方法

この記事によると、

万が一逃げ遅れてもう後がない時、緊急浮き具を使った救助の待ち方について説明します。浸水の中で浮くことになったら使う最終手段です。(中略)緊急浮き具には厚手のジャケットをそのまま着る方法、リュックサックの中に着替えやタオルをたくさん入れる方法とがあります。この2つを組み合わせるとさらに水に浮くことができます。

https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20210814-00253162

とのこと。そうすると、このように洪水のなかでも浮きながら助けを待つことができます。

今朝、NHKニュース番組で、水難学会の方がを受けていました。そのときのお話によると「背中にもリュックを背負っておけば、立った状態で浮いていられるから、回りの状況が確認できてより安心」とのこと。さらに「防水スマホがあれば、それを携帯しておくとより安心。119番に通報できるし、自分の位置をGPSで送ることができる」とのことでした。

マスクについても注意を喚起しています。曰く「溺れたら真っ先にマスクを外すことが大事。マスクが濡れると呼吸できなくなる」。これも、今だからこそ強調しておきたい大事なポイントですね。

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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