殺人博物館 学校襲撃(岸田裁月)

「学校襲撃(School Shooting)」とは、学校を舞台にした「大量殺人(Mass Murder)」の一類型である。その標的は生徒や教師であることがほとんどだ。

「学校襲撃」の犯人は、当初は主に「頭がおかしいおっさん」だった。ところが、70年代辺りから「学校襲撃」の犯人は「頭がおかしいおっさん」から「ごく普通の若者」に変わって行く。その後、90年代に入ってからは「学校襲撃」は「イジメられっ子による報復」という傾向が顕著となった。

本書では「学校襲撃」の歴史を辿りながら、その全貌を明らかにする。「あとがき」では明るい未来の展望を提示したいところだが、それはなかなか難しい。
(本書『まえがき』より) 

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

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