鼻先案内犬 番外編 ハルさんとネコタマ(楠田文人)

 三月堂さんの母犬であるハルさんは、近所の猫たちに「ハル姉さん」と慕われていた。なにかというと「ハル姉さん」と相談に来るが、当の本人は「茹でささみ」以外、興味がない。

 茶色猫のヤスに頼まれて迷子猫に会うことになっても、ハルさんはあまり気乗りしなかった。「ネコタマを盗られて困っている」と言われても、そんなのどうせ犬である自分にはよくわからない。しかし、ヤスに「どうしても」と頼まれちゃしょうがない。子猫のネコタマ探し、助けてやろうじゃないか。

鼻先案内犬 番外編 ハルさんとネコタマ(マイカ) (マイカ文庫)

鼻先案内犬 番外編 ハルさんとネコタマ(マイカ) (マイカ文庫)

 

 

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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