楠田文人の新刊、9冊同時発売

 マイカの人気作家、楠田文人の新刊が全部で9冊、出版されました。中でもわたしのお気に入りは「七彩抄 土魚(つちいを)」(200円)。まるで「世にも奇妙な物語」のような、とても不思議な読後感。五感の中で、特に味覚が刺激される作品です。すぐに読める短編ですので、興味のある方はぜひご覧下さいませ。

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Amazon.co.jp: 七彩抄 土魚(マイカ) 電子書籍: 楠田文人: Kindleストア

 

 鬼才・楠田文人が描く、どこかおかしくて、ちょっと不思議な世界へようこそ。15分間の現実逃避をお楽しみください。

 田舎に帰るため、夜行列車に乗っていた私は、向かいの席に座った老人に「面白い物を見せてあげましょう」と誘われ、途中下車して老人の家に立ち寄ることにした。
 無人駅で降りてしばらく歩くと、立派な旅館が見えてきた。老人がその建物に入っていく。なんとその老人は、大きな旅館の主だったのだ。
 旅館に泊めてもらうことになった私は、露天風呂に向かう途中、崖で何か動くものを見つけた。モグラかと思ったが、それはこの土地でしか見られない珍しい生き物「土魚」だった。

 そのほかの楠田文人の新刊については、以下をどうぞ。

http://amzn.to/1HeeSDM

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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