「おや10ちゃんねる」さんのハイエースを拝見!

YouTubeの「オヤ10ちゃんねる」をご存知ですか。キャンピングカー仕様に改造したハイエースに乗って、ご夫婦&ワンちゃんとの旅を楽しんでいる様子を配信しているチャンネルです。ハイエースをバンワーク仕様に改造する際、いろいろと参考にさせていただいておりました。

チャンネルの主であるヒロシさんは、DIYが趣味とのこと。車検のたびに全ての家具を下ろし、毎回家具を作り直してリニューアルしているようです。

2024年3月16日、4度目のリニューアルを終えた車内を披露するイベントを開催されると聞き、「実物を見てみたい」という思いで三重県の玉城町にある「水辺の楽校」まで車を走らせました。

朝10時からイベント開始でしたが、私たちは少し早めに着いてしまったので、若干フライング気味でヒロシさんのハイエースを見せてもらうことにしました。

こちらがその車。バックドアから中が覗けるようになっていたので、まずはここから見せてもらいました。

ベンチがL字に並び、中央にテーブルが配置されています。このテーブルの高さをベンチの高さに合わせて下げると、広いベッドになります。そのあたりの仕組みは、YouTubeの動画をご覧ください。

ハイエースをキャンピングカーに改造する際、ベッド展開にはいろんなパターンが考えられますが、テーブルをベッドの一部として使う方法もその一つ。できれば常設ベッドが欲しいところですが、ハイエースのスペースは限られているため他のスペースが圧迫されてしまいます。ヒロシさんはベッドスペースとリビングスペースを兼用する仕組みを工夫されていて、とても勉強になりました。

こんなに家具が豊富なのにごちゃごちゃして見えないのは、色が統一されているから。ベッドやテーブルの素材はもちろん、天井や壁にも木材が貼られているため、ログハウスのような雰囲気です。クッションの色も合わせてあるなあ…と思ったら、一つだけウェンディーズ柄のクッションが。ワンポイントになってとても映えます。

窓の部分も木材を貼って壁として使われていました。こうすると釘が打てるので、収納や装飾にも便利です。壁や天井に板を張るのは大変な作業と知っているのでなかなか手が出せずにいましたが、こうやって見ると、やっぱりいいなあと思います。

ハイエースのドアから後ろを見たところ。棚もきれいに仕上がっています。窓の近くに設置された換気扇も自作されたそう。この位置に換気扇があると、料理の時に便利ですよね。

私たちのハイエースは二列目の座席がないので、他の人を乗せることができず、申し訳ないなあと思うことがあります。しかしヒロシさんのハイエースには、ちゃんと二列目の座席が残っています。

一見すると、どこにあるのかわかりませんよね。実はこのカウンターの下には、二列目の座席が隠れています。カウンターは車に固定していないので、サッと撤去できるとのこと。3人以上の人を乗せる時に座席を戻せるのはいいですね。

カウンターにはお酒やポータブル電源、調理道具などが収納されています。奥様と車内飯を楽しまれる時、きっとこのスペースが活躍するんだろうなあ。いいなあ。

ヒロシさんの車をしげしげ眺めていると、次々とイベントに参加する方々が到着しました。類は友を呼ぶのか、みなさんご自分の車に手を入れて車中泊仕様にされているとのこと。バックドアを開いて覗けるようにしてくださっていたので、まるでキャンピングカーショーの如く皆さんの車を覗いて歩きました。写真を撮らせていただき、掲載許可もいただいたので、別記事でご紹介いたしますね。

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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