【はじめてのChatGPT】ChatGPTでアウフヘーベン

秋葉です。今回はChatGPT関連で面白い情報を見つけました。弁証法をChatGPTに実行させてみたというお話です。その記事がこちら。
AIが勝手に議論を深めてくれる弁証法エンジンの構築|深津 貴之 (fladdict)|note

弁証法といえば、以前、東京都知事が語った「アウフヘーベン」という言葉が有名ですね。「アウフヘーベン」とは、ある命題に対して対立関係にある命題とを統合した命題のこと。政治や私達の生活でも弁証法が使われることがあります。

参考記事:小池氏、カタカナ語多用 「アウフヘーベン」「ワイズ・スペンディング」:全国(衆院選2017):東京新聞(TOKYO Web) (tokyo-np.co.jp)

この記事の中で、弁証法をChatGPTで実行させるためのプロンプトも掲載されています。そのプロンプトを見ると、日本語で書いたプログラミングであることが分かります。

個人的に特に参考になったのが、アンチテーゼやジンテーゼを定義している部分とfor文の処理の部分です。この文章は、さまざまな処理にも応用ができるでしょう。

日本語を使ってパソコンが理解しやすい指示を与えれば、必要な出力を得ることができます。今回は「思考」を深めるという役割にChatGPTを利用できることになります。

これまでテクノロジーは、思考を深めるという領域に活躍の場がありませんでした。しかし、そういった領域でもChatGPTなら活躍できるかもしれません。

ChatGPTを使えば、工夫次第でなんでもできそうな気がしてきますね。

秋葉 けんた

投稿者プロフィール

IT系のライティングを担当。
書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。

 ●これまでの主な仕事
PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。

 ●連絡先
メール:kenta@office-mica.com

この著者の最新の記事

関連記事

【日経パソコン】(4/10号)「最新ツールでコラボレーション」連載 第1回

「順二郎おじさんの本」を受け取りました

my cup of teaチャンネル

ページ上部へ戻る