【テレワーク寺子屋】43インチテレビをM1 Macの外付けモニターとして使う

スタッフコラム

とあるお仕事でM1版MacBook Proが必要になり、13インチを入手しました。その仕事が一段落し、ようやく普段の業務に使えるようになったので、いろいろ試しているところです。

M1版MacBook Pro(以下、M1版Mac)は、噂に違わずとてもパワフルで、2014年版MacBook Proと比べると、スピードに雲泥の差があります。たとえばOfficeアプリやAdobeアプリを使う際、これまでのMacBookだとアイコンをクリックしてアプリが開くまでにメールが1本書けるぐらい時間がかかりました。ところがM1版Macは、アイコンをクリックしてひと呼吸つく間にアプリが開きます。このスピードを知ってしまった今は、もう二度と以前のMacBookには戻れません。

そこで全面的にM1版Macに乗り換えようとしたのですが、困ったことがひとつ。これまで15.4インチ画面で作業していた私にとって、13インチというサイズは少し手狭に感じます。外付けモニタを用意することも考えたのですが、M1版MacにはHDMIポートがなく、使えるのはTypeCポートのみ。

さてさてどうしようかとあたりを見回したところ、我が家の4K対応テレビ(43インチ)にTypeCアダプタが刺さっているのを発見。冗談まじりに「ここに挿したらモニターとして使えたりして」なんていいつつ試してみたところ、当たり前ですがテレビ画面にM1版Macの画面が映し出されました。

その画面をみて、びっくり。以前、別のMacをテレビにつなげたときは、エッジがぼやけて文字もよく読めないような状態でした。ところがM1版Macだと、文字もアイコンもクリアに見えます。試しにブラウザでYouTubeを開いてみたところ、まるでテレビ番組のごとく美しい映像で再生されました。

さらに驚いたことに、マウスでカーソルを操作してもほとんどラグがなく、すいすいと思ったように動きます。これなら、Bluetoothのマウスとキーボードがあれば、冗談じゃなく本気でテレビがM1版Macの外部モニターになりそうです。43インチのモニターって、ちょっとどうなの?と思わなくもないですが…。それにしても、ほんとにすごいんですね、M1版Macって。実力を思い知りました。恐れ入りました。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として<a href="https://t-cafe.hateblo.jp/">「哲学カフェ@神保町」</a>の世話人、2020年以降は<a href="https://nagotetsu.hateblo.jp/">「なごテツ」</a>のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは<a href="https://www.office-mica.com/magazine/entry/category/interview/1000pj/">「1000人に会いたいプロジェクト」</a>。井上真花の公式ホームページは<a href="https://www.inouemica.work/">こちら</a>。

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