KDDI、「AIセキュリティポータル」開設で生成AI時代の安全性を守る

お知らせ

AI(特に生成AI)の普及に伴い、セキュリティリスクは専門家だけの問題ではなくなっています。そんな中、KDDIとKDDI総合研究所が3月26日、一般ユーザーから専門家まで幅広く支援する「AIセキュリティポータル」を公開しました。これについて、秋葉が取材記事の執筆を担当したので、簡単な内容をご紹介します。

🔍 背景と目的

  • 生成AI(ChatGPTなど)の普及により、「誰でもが」リスクにさらされる時代になった
  • 従来は専門家向け情報が中心。だが、一般ユーザーにも理解促進が急務
  • KDDIの基礎研究成果を活かし、AIセキュリティの入り口として情報の“一元化”を実現

🗺️ 特徴①「AIセキュリティマップ」

  • 社会的影響(プライバシー侵害、偽ニュース、自動運転攻撃など)も含めた体系化
  • 技術・経済・社会への悪影響を整理し、包括的リスク評価を支援

🤖 特徴② LLM活用の文献データベース

  • 大規模言語モデル(LLM)で論文や最新情報を自動分類
  • 常にアップデートされ、研究トレンドを把握しやすくなった

🏛️ 特徴③ 産学官の連携体制

  • セキュリティ技術だけでなく、政策・規制の視点も包含
  • 今後5年でシンポジウムや演習、認定団体との連携など教育基盤の構築も検討中

KDDIの「AIセキュリティポータル」は、生成AI時代における情報の“ハブ”として期待されます。
今後は、企業や個人が「AIを安全に使える環境」を整えるインフラとして進化していくでしょう。
AI利用者ならチェックしておいて損のないサイトです!

記事の参照元

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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