【車旅】このサイズで最大出力100W!「PowerHouse100」

レビュー&コラム

車中泊した夜、iPadやMacBookのバッテリーが足りなくなっていることに気づくことがあります。そういうとき、気軽に充電できるものがあればいいなあと思っていました。

もちろん、ポータブル電源は持っています。メインで使っているEcoFlow RIVER PRO(拡張バッテリー付き)は車内の棚に固定されていて、冷蔵庫や照明などのバッテリーを供給しています。サブのEcoFlow RIVER 2およびANKER Power House II 400は主に仕事や調理家電などで使うため、使用しないときはベッド下に収納されています。昼間はすぐに取り出せますが、夜、寝る準備を済ませたあとは、なかなか取り出せません。

夜でも手軽に使えるポータブル電源があればいいなあと思っていたら、なんと我が家に便利なものがありました! ANKERの「PowerHouse 100」という製品です。

実はこれ、某メディアのレビューを書くために購入しました。そのあとしばらく使われないまま家の中の押し入れで冬眠していましたが、あるときふと思い出して使ってみたところ、手放せなくなってしまいました。

ANKERの公式サイトには「ポータブル電源」と書かれていますが、どちらかといえばモバイルバッテリーに近いサイズ(約201 × 120 × 31mm)。容量は約27,000mAh (97.2Wh) で、最大出力100WのACポートを搭載しているため、私が使っているMacBook Airにも給電できます。なお、重さは約862gとやや重めなので、持ち歩くにはちょっとだけ気合いが必要かも。

本体側面にはAC出力ポートとUSB-Cポート、USB-Aポートが2つあり、4台同時に合計最大160Wの出力が可能。見た目はモバイルバッテリーでも、ポータブル電源並みの実力を備えています。ポートの並びにはライトがついているため、暗いときにはランタンの代わりとしても使えます。

バッテリー残量は、本体のこの部分にあるボタンを押せば確認できます。これは100%充電されている状態。バッテリーが減ってくると、光が1つずつ消えていきます。

快活CLUBに行く時は、リュックにPowerHouse 100を入れていきます。常に満充電にしておけば、ポータブル電源のバッテリーがなくなったときのバックアップにもなりますし、なにより自分専用端末(iPadやKindleやswitchなど)を好きなタイミングで充電できるのは心強い!

車中泊の絶対必需品ではありませんが、少し余裕を持って車中泊を楽しみたい人は、こういったものも用意してみてはいかがでしょうか。公式サイトではすでに売り切れとなっておりますので、Amazonなどで販売されている在庫がなくなったら買えなくなるかもしれません。興味のある方はどうぞお早めに!

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

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