【旧車生活】ラチェット

スタッフコラム

いよいよ梅雨本番。幸運なことに、しばらく機械的な問題や、電気的なトラブルも起きていません。ここへ来て、ようやく問題の膿を出し切った感じでしょうか。チンクの調子が良いと、身の回りの色々なことがうまく噛み合って、スムーズに回っているとさえ思えるほどテンションが上がります。どうやら、愛車の具合がメンタルに大きな影響を及ぼしているようです。

先日、道具を買いました。
片手に収まるくらいの取り回しの良さで、差込角は9.5sq.が使えるものが欲しくて見つけたのがコレ。
ネプロスの 9.5sq.コンパクトショートラチェットハンドル。6.3sq.のラチェット本体に9.5.sq.の機構を組み込んだ、とてもコンパクトで、精巧に作られたラチェットです。見た目は勿論ですが、手にした時の適度な重さとしっくりと手に収まる感じが何とも絶妙で気に入りました。

他のラチェットとの比較↓
普通のネプロスと比較しても長さは半分以下。
小型というだけなら、簡易作業に重宝しているWera Tool Check Plusセット付属の6.3sq.ラチェットで十分なのですが、取り回しの悪い場所で、きちっと締め付けたい場所にはコレが重宝します。

一番左が 今回購入したコンパクトショートラチェットハンドル

新参者のために、他のネプロスと並べて記念撮影。↓
ネプロスは「鑑賞用の工具だ」と揶揄されることもありますが、改めて眺めると隙のない姿をした美しい工具です。エクステンションバーですら、手回しや、引き抜きやすさのために採用されたゴムリングが付いており、ネプロス共通のデザインアクセントになっています。(しかも、交換用のカラーリングまで用意されている周到さ)

勿論、美しいだけではなく、手触りや機能面も使っていて気持ちいい道具です。特に私のお気に入りはラチェットアダプタ。エクステンションバーとスライドハンドルを組み合わせ、このラチェットアダプターを取り付けると、取り回しの便利なT型ラチェットして使えます。

おまけ:クイックスピンナ比較↓
左からTONE、KOKEN、ネプロス
材質や径が違うので、使う用途で選んでいます。

「道具は出来るだけ良いものを選べ」
「素人だからこそ、良いもの使え」とは主治医の言葉。
分不相応だと思いましたが、私のような素人だからこそ、弄り壊さないために道具の力を借りるのだと思い至りました。大切に使えば一生モノの道具。これからも大事に使っていきたいと思っています。

水瀬 涼介

頭のなかにある景色を言葉にしていく楽しさを真花さんに教わり、 「カタチとして残るもの」へのあこがれを抱いてマイカのメンバーに加わった。趣味は愛する旧車のメンテナンス。 愛車は1971年式のFIAT500-L●これまでの主な仕事 外資系物流業界に長く従事。システム部、キーアカウント、4PLなど社内のあらゆる部署を経験したオールラウンダー。

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