ナローポルシェの夢魔は嫉妬する

 

ナローポルシェの夢魔は嫉妬する (マイカ文庫)

ナローポルシェの夢魔は嫉妬する (マイカ文庫)

 

 「コイツ、女に嫉妬するのかもな」それは彼の他愛もない冗談だった。しかし、40年以上前に作られた911RS(ナロー・ポルシェ)は、まるで自己修復したかのように新車同然。クルマを溺愛していた前の持ち主は、古い日記と彼の叔父に宛てた遺書を残して急死していた。洋子はポルシェAGに勤める美月の力を借りて、かつての所有者達に迫ろうとするが、その度に新たな壁に直面していく。やがて、最初の所有者を突き止めた二人はドイツへ飛ぶが、館の主は人体発火による不審死を遂げていた。一台の魅力的な旧車の謎は、ナチスドイツ親衛隊や十字軍まで連なっていく。女性同士の愛、時を超えた様々な人の思いが織りなす水野蒼長編ミステリー。

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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