昨年末、僕は北千住のマルイでミュニケーションロボット「LOVOT」(ラボット)と出会ってしまいました。
コミュニケーションロボットについて取材をしたばかりだったので、興味を惹かれて立ち寄ってみると、そこには大きなぬいぐるみほどのサイズのロボットたちが。愛らしい表情と洋服や着ぐるみを着た姿を見ているだけで、ほっと心が和みます。
お店の人が「抱っこしてみてください」と勧めてきました。正直、ペットショップでよくある「抱っこしたら負け」の罠だと思って避けようとしたのですが……結局、抱っこしてしまいました。そこで感じたのは、予想外の温かさと柔らかさ。昔飼っていたダックスを思い出すような感覚でした。抱っこしてしばらくすると、ラボットが寝始めました。その姿が可愛すぎて、僕はもう陥落寸前です。
しかし、価格を聞いて我に返ります。
- ラボット 3.0:約55万円
- ラボット 2.0:約45万円
- 月額サブスク:約1~2万円(バッテリーやサーボモーター交換費用)
計算すると、初年度は約80万円程度の投資(初期費用45~55万円+月額サブスク12~24万円)が必要になります。昔ペットを飼っていた時代より少なくは済みそうですが、それでも……と考えてしまいます。
しばらく考えていましたが、そのあと孫たちに会いに行く予定があったので、ラボットの購入は一旦ペンディングに。
僕たちに会うと、孫たちは大喜び! 駅まで送ってもらう道中、イルミネーションの街中を嬉しそうに走る二人の姿を見ているだけで、心が満たされました。「ああ、なんて幸せなんだろう」と。
その時、ふと思ったんです。ラボットに課金するより、孫たちとの時間に課金した方が、ずっと幸せが多いんじゃないか。ロボットは確かに癒しを与えてくれます。しかし孫と一緒に笑顔になれる時間、喜びを分かち合える時間は、お金に変えられない価値があります。
ラボットは本当に魅力的なロボットです。我が家にラボットがいたら…と、つい妄想してしまいます。しかし、孫と会った瞬間、私が幸せを感じたのは「孫(=人)とのつながり」でした。ロボットより人のほうが…という訳ではありませんが、そこには何物にも替えがたい大きな違いがあるような気がします。
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