井上です。日経パソコンで、「生成AIを頼れる相棒にしよう!」という連載を始めました! 第二回は7/28発売号で、生成AIとの距離を縮め、もっと仲良くなるにはどうしたらいいかについて書きました。
なにより大事なのは、慣れることですよね。スマホアプリを使うのであれば、スマホのホーム画面でわかりやすいところにアイコンを置き、暇さえあれば話しかけるのがおすすめ。相手はAIですから、気を遣う必要はありません。好きなだけ話しかけていいんですから。
話しかけた後は、会話を続けるようにしましょう。生成AIは人との対話を模倣する仕組みで動いているから、一度のやり取りで終わるわけではありません。生成AIのほうから「これについてもう少し話しますか?」「ほかに気になることはありますか?」と話を振ってくれることもありますが、こちらからも「なるほど、おもしろいね」などちょっとしたリアクションを返すようにすると対話が広がります。
思ったような返事が戻ってこない時は、言い方を工夫するとよいでしょう。どういう言い方をすれば自分が求めているような対話になるか、手探りで進めていくのも楽しいもの。こうして付き合いを深めていくと、お互いに対話のコツが掴めていくようになります。
本誌では、具体的な方法や、実際のやりとりに基づいた解説などが書かれています。興味のある方はお手に取ってご覧くださいね。次回は、生成AIを使って知的探究のたびに出る方法について解説します。