2006年12月15日
					
					
 					■(後編)12.10 プロレスリング・ノア 日本武道館大会
(前半からの続き)
12.10 プロレスリング・ノア日本武道館大会に小橋建太が来場した。
腎臓の摘出手術から復活し、 
公の場に出るのはこの武道館大会が初めてになる。 
術後は順調だという。リハビリとトレーニングは既に始まっているという。
休憩時間。小橋のテーマ曲の「Grand Sword」が流れる。 
轟音のような「小橋コール」。手拍子。 
小橋は、あえて花道を通らない。 
脇の通路から通路から人混みにもみくちゃにされながら、 一歩一歩リングに近づく。 
――もう、言葉にならない。
動いている小橋を見ているだけで、胸が詰まる。 
小橋を語るに言葉はいらない気もしてきた。 
何よりもこの割れんばかりの大声援が証明している。
人気、実力、一所懸命さ…。
「GHCの連続防衛」や「ベストバウト」「MVP」など、 
数々の輝かしい実績もあるが、 それは後から付いてきたに過ぎない。 
――観客は皆、それを知ってる。
小橋のファイトを見ると本当に勇気が出る。 
そして、復帰に向けてトレーニングをしている小橋の姿にも勇気付けられている。 
小橋の復帰を早く観たいが、ここは 「あせらずゆっくりと」と思いたい。
						by シンリ  at 14:46