スマホのデータを印刷する「Phomemo M02S」

井上です。先日ちょっとおもしろいガジェットを入手したので紹介させてください。

スマホを日常的に使われている人であれば、誰でも一度はこういうことを経験しているのではないでしょうか。

  • スマホに買い物リストをメモしたが、スマホを開くのが面倒
  • スマホの住所録にある住所を書き写すのが面倒。そのまま印刷したい
  • スマホに届いたQRコードのチケットを印刷しておきたい
  • スマホの写真を手帳に貼りたいが、コンビニでプリントするのは面倒
  • 友だちに贈るプレゼントにメッセージをつけたいが手描きは恥ずかしい。スマホでメールを送る感覚で気軽に書けたらいいのに……

私がよく感じるのは、最初の「買い物メモ」。マスクをつけて買い物に行き、買い物リストを見るためにスマホを開こうとしても、なかなかうまく顔認証できません。結局パスコードを入力することになり、よくイライラしていました。

だったらスマホのなかにある買い物リストをメモに書き写しておけばいいとは思うものの、一度テキスト化したものを手描きし直すのも面倒です。よく「この画面がそのまま印刷できたらいいのに……」と思っていました。

そこでスマホのデータを出力するモバイルプリンタを探してみたところ、見つかったのがこの製品です。早速購入したので、以下、レビューします。

プリント用紙は別途注文しましたが、本体内にもいくらか用紙が入っていて、しばらく使えました。

箱を開けるとこんな感じ。サイズは長さ10cm、幅8cm、高さ5cm、重さ100gとかなりコンパクトなので、持ち歩くこともできそう。

実際に使用する前に、スマホに専用アプリをインストールします。アプリストアで「Phomemo」と入力して検索すると見つかります。

アプリをインストールしたら、次にプリンタとBluetoothで接続します。画面右上のプリンタマークをタップし、プリンタ検索画面で「QRコードをスキャン」を選んだあと、本体の電源ボタンをダブルクリックすると、QRコードが出力されます。それをスマホで読み取ったら接続完了です。

この画面で印刷したいものを選び、印刷します。ドキュメントや写真も印刷できますが、この例では「編集」を選び、直接文字やスタンプを記入して出力します。右画面上のプリンタマークをタップすると、印刷し始めます。

これが印刷しているところ。プリント用紙の裏は粘着シートになっていて、シートを剥がせばファイルや贈り物に貼り付けることもできます。

私はこのように財布に貼り付けてみましたが、スマホの裏面に貼るのもよいかもしれません。PayPayなどのデジタルマネーで支払うのであれば、そのほうが便利ですね。

工夫すれば、ほかにもいろんな使い方ができそうです。もっと面白い&便利な活用法があれば、ぜひ私に教えてください。メッセージはこちらからお願いします。

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

この著者の最新の記事

関連記事

【日経パソコン】(1/8号)特集1「進化するAIの最新事情」

【防災】0次防災と防災ポーチ

my cup of teaチャンネル

ページ上部へ戻る