【レビュー】GoodNotes 5で自分好みの手帳を作る

私の趣味は、一日の行動及び思考ログ、つまりライフログを手帳に記録すること。一般的に、手帳は将来の予定やタスクを書き込んでプランニングするためのツールと認識されていると思いますが、私はそうではなくて、今日という一日のなかで自分がやったことや考えたことをライフログとして記録するために使っています。どちらかといえば、日記的な使い方ですね。

日記は一日の出来事をつらつらと書き綴っていくイメージですが、手帳でライフログを記録すると、時系列に沿って行動やイベントを並べ、そのときに感じたことなどをメモとして添えていく。そんなイメージです。

手帳はロルバーンを使っていました。カラフルなペンを使ったり、四角で囲ったりして、見やすくなるよう工夫していました。たまにお遊びで写真を貼ることもありました。

マスキングテープを使ったりシールを貼ったりするテクニックも覚えましたが、そういった小物を取り出して使う手間が面倒に感じられるようになり、結局あまり色気のないシンプルスタイルに戻ってしまいました。

ロルバーンの手帳を使い切った後、新しい手帳を買う前にふと思い出したのは、以前、iPadの「Planner for iPad」というソフトを手帳として使っていたときのこと。あのときはApple Pencilでうまく文字が書けなくて使うのをやめてしまったけれど、今は当時よりApple Pencilに慣れているから、うまくいくんじゃないか?と思い立ちました。

そこで久しぶりに「Planner for iPad」をダウンロードし、iPad Proにインストールして試してみることに。

使ってみると、以前より書きやすくなっていることに加え、スタンプやマスキングテープなどのツールが揃っていて(前からあったのに気づかなかっただけかもしれませんが……)、書くのがとても楽しい! 写真も簡単に貼り付けることができる! こんなに楽しいんだったらiPadでいいんじゃないかという気になりました。

ということで、しばらく機嫌よく「Planner for iPad」を使っていたのですが、ネットの情報を見ると「GoodNotes 5のほうが便利」という声が散見されます。「GoodNotes 5」はいつも仕事で使っているアプリなので、それも試してみようと思いました。

で、実際に「GoodNotes 5」と「Planner for iPad」を比較してみてわかった「GoodNotes 5」のメリットは、次の3つ。

・テンプレートを自作できる
・iPhoneやiPad miniでも編集・確認できる
・好きなイラストをスタンプに登録できる

本当は自分でイラストが描けるといいんだけど、そんなスキルはないので「いらすとや」さんの絵をお借りしています。「いらすとや」さんのイラストは、背景が透過されているので、とても使いやすいんです。本当にありがたいです。

このテンプレートは、以前のロルバーン手帳に倣って自作したものですが、インターネットを検索すると、GoodNotes用のテンプレートがいろいろ配布されています。そういったものを探してみるのも楽しいかもしれません。

ちなみにテンプレートを自作する方法は、こちらの記事を参考にしました。ExcelやPhotoshopで自作しようとしていたのですが、この方法の方がずっと簡単です。

来年の手帳をどうしようかなあと考えている方は、こういった方法も検討してみて下さい。

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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