【PickUP!】父がひとりで死んでいた

父がひとりで死んでいた

私がインターネットで見つけた情報をシェアするコーナー「PickUP!」。本日ご紹介するのは、如月サラさんの「父がひとりで死んでいた」という記事です。

如月さんは東京在住の独身女性。以前は地方に住んでいましたが、25才のときに上京し、現在はフリーランスとして仕事をされています。

昨年、実家で暮らすお母様が熱中症で倒れて入院し、その後、認知症専門医の診断を受けて2度目の入院が決まりました。その時から、お父様は一人で生活することになりました。

昨年は、新型ウイルスの感染が拡大し、人の往来がかなり制限されました。特に東京は陽性者数が多いということもあり、東京から地方への移動は自粛せざるを得ない状況でした。

そしてある日、お父様が自宅で息を引き取られました。記事の冒頭で、その時の状況がこんな風に描かれています。

1月半ばに、独り暮らしだった父(84)が遠く離れた実家の自室で倒れて亡くなっているのが見つかった。死後1週間経っていた。

https://note.com/kisaragisara/n/nde9ec2a471dc

このあと、如月さんがどう動き、どんなことを感じたのか。とても丁寧かつ繊細に如月さんの気持ちが綴られていますので、気になる方はぜひ記事をご覧下さい。

父がひとりで死んでいた

実は私の父も、遠い地で一人暮らしをしています。私は一人っ子なので、なんとか彼のことを支えたいと思っているのですが、このコロナ禍の影響でもう1年以上会っていません。

せめて声だけでもと思い、頻繁に電話をかけてはいますが、声だけだとよく様子がわからないこともあります。ある日突然、如月さんと同じ立場になる可能性はありますし、心のどこかで「いつそうなってもおかしくない」と覚悟しているような気もします。

そうなったとき、私はどうするのでしょうか。如月さんが抱えた「遠距離介護」「孤独死」「空き家」「相続」「実家じまい」という課題は決して他人事ではない。そのことを再認識した記事でした。

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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