【コラム】もう死語かもしれない「フュージョン」と、チック・コリアのこと

最近、ジャズを好んで聴くようになりました。昔はもっぱらポップス&ロック専門で、「ジャズはよくわからないし退屈だ」と思っていたのですが、年を経ると好みも変わるものなのでしょうか。なかでもビル・エヴァンスのピアノが好きで、聞いていると気持ちが落ち着くので、寝る前に聞くようにしています。

1970〜1980年頃、「フュージョン」という音楽が流行ったことがありました。フュージョンとは、ジャズを基調とし、ロックやポップスなどを融合させた楽曲のこと。ジャズよりわかりやすくキャッチーだけど、ロックやポップスよりオシャレな印象で、今でいうところの「スムースジャズ」が近いのかもしれません。

海外だとリー・リトナーやラリー・カールトン、国内だとカシオペアやTスクエア、高中正義などが代表的なミュージシャンでした。

私にとって特に印象的だったのは、1986年に発表されたチック・コリアの「Elektric Band」というアルバム。その名の通り、シンセサイザーなどの電子楽器をふんだんに使った刺激的な楽曲を詰め込んだアルバムで、当時はドキドキしながら聞いていたのを今も覚えています。

先日、チック・コリアの訃報を知り、久しぶりにこのアルバムを聴いてみましたが、35年経った今も全く古さを感じないことに驚きました(ジャケットのデザインは、正直少し時代を感じてしまうけれど)。個人的には、しばらく「Elektric Band」ブームが続きそうです。よかったら、ぜひ一度聞いてみて下さい。

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

一般誌や専門誌、業界紙や新聞、ネットコンテンツ、広報誌などの制作をするかたわら、電子書籍専門の出版社「マイカ出版」を立ち上げ、オリジナル作品をパソコンおよび携帯電話の電子書籍の販売サイトにて販売している。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として、哲学カフェ@神保町の世話役を担当。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

この著者の最新の記事

関連記事

ゲームの中で新曲イベント ビッケブランカ&岡崎体育

【ランチ】これは飲み物か?! 幅広麺の生パスタトマトソース

今日の一枚

[instagram-feed]

miniポッドキャスト

ページ上部へ戻る