ビッケブランカ&岡崎体育 オンラインゲームで人とつながる

以前、日経エンタテインメント!に掲載された「ビッケブランカ VS 岡崎体育」記事がNIKKEI STYLEに転載されました。再編し、少し長めの記事になっていますので、本誌ですでにご覧になった方にもぜひ読んでいただきたい! きっとビッケさんと岡崎体育さんのことがもっともっと好きになる、とてもエモい記事です。

特に私が気に入っているのは、この部分。

――ゲーム上の2人のキャラは?

ビッケ もともと正義感が強いんですが、ゲーム上ではさらに増幅されるようです。この前、体育くんと遊んでいたとき、彼が敵から攻撃されて「なぜ俺は守れなかったんだ!」と本気で叫びましたからね。

岡崎 友達と一緒にオンラインゲームをやると、マッチング検索に時間がかかります。そのとき、自分のパーティーチャットが無言になると気になって。思わず「今、何食べてるんすか」なんて聞いたりして、なんとか場をつなごうとしてしまう自分に気づきました。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO68691360Q1A130C2000000?channel=DF280120166614

インタビューしている間、なんとなくお二人の立ち位置というか、役割分担を感じていたのですが、このお話を聞いて「やっぱりそうだ」と実感しました。ビッケさんは「みんなでやろうぜ!」と引っ張っていくタイプで、岡崎さんはそれを「そうか、それをやるんやな」と言いつつ、少し控えめにサポートしているというか……伝わります?

あと、岡崎さんの「ゲームのおかげで、心のバランスが保てている部分はあると思います」というところ、よくわかるような気が。これ、肝は「オンラインで、その先にいる誰かとつながっている」感覚なんですよね。それがあれば、ステイホームで自粛していても孤独にならない。

最近Clubhouseという音声SNSが流行っていますが、それもきっと、こういうことじゃないかと。先日、参加してみて感じたのは「ああ、Clubhouseって立ち話なんだ」ということ。歩いていると、ばったり知人と出会って、つい話し込む立ち話。これもまた、ステイホームで失われた人とのつながりなんですよね。

ビッケさんと体育さんは、オンラインゲームで人とつながることで心のバランスを保っていたということなんでしょうね。

最後に、お二人がコラボした曲「化かしHOUR NIGHT」のPVを紹介します。ちょっと元気がないときに聞くと、効果抜群ですよ!

2/10 追記:後編も公開されたのでリンクを追記しました。

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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