【重箱の隅つついちゃうよ】縮んで大きくなるものなんてあるのかね? (´・∀・`)

腕利きの編集者&ライターである堀井塚さんが、間違った日本語を指摘しつつ、正しい使い方を解説する「重箱の隅」シリーズ。ここに掲載されているのは、実際に堀井塚さんが編集した原稿の中にあった例だそうです。恥ずかしながら、私も同じような使い方をしていた覚えが……。

それでは、今回も選りすぐりの5例をご紹介しましょう! (井上真花)


(1) 1つや2つじゃあ「列挙」とは言わない ( ・´ω・`)

数多く列挙」って、列挙の意味を考えれば重複してるってわかりそうなもんだけど。

(2) 明けないうちから暮れないで (˘・_・˘)

某人気ドラマで「学生時代はバイトに暮れた」って台詞が出てきたんだけど、それをいうなら「明け暮れた」だろ? 明けないのに暮れないだろ?

(3) 「~しつつある段階」って、くどくね? (´・ω・`)

「詳細が固まりつつある段階にあったことが分かる」って、「詳細が固まりつつあったことが分かる」で十分じゃね?

(4) 縮小って言葉はあるけどさぁ (´・∀・`)

縮んで小さくなる」って、縮んで大きくなるものがあるのかと。「縮む」だけでいいだろ?

(5) 内側も猛暑日だよ (  ̄▽ ̄)

その日、窓の外は猛暑日だった」って、そのへん一帯が猛暑日だったんじゃあないの?

次回もつつきまくるよっ
(`・ω・´)ゞ

堀井塚 高

投稿者プロフィール

企画・執筆から編集、校正までを一人でこなす“校了請負人”。IT関連はもちろん、金融商品、医療関係、ラノベ、乙女ゲー攻略本まで幅広く対応する。趣味は将棋(アマ三段)と外国語学習(英語、フランス語、イタリア語)。家族は高校生の息子とアレクサ6台。座右の銘は「愚直」「悪党の最期なんて、そんなもんだろ」。

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