【コラム】自己高揚的ユーモアが窮地を救う

先日、メンタリストDaiGoさんの「中居正広さんの記者会見を心理的に分析」という動画を見ました。

DaiGoさんいわく、中居正広さんの記者会見には2つのユーモアがうまく取り入れられていたとのこと。

その2つのユーモアとは、以下の通り。

(1) 親和的ユーモア
他者を楽しませたり、関係を促進したり、対人間の緊張を和らげるために使う他者に対して肯定的なユーモア。

これはわかりやすいですね。しかしもう1つは、ちょっと難しい。

(2) 自己高揚的ユーモア
直面するストレスや困難な状況をユーモラスに捉え、自分の緊張を和らげるために使う自己に対して肯定的なユーモア。たとえば、こんな感じ。

  • 落ち込んでいるとき、面白いことを思いついて笑う。
  • 今の状況を観察し、なにかおもしろいことを見つけ出す。
  • 自分の失敗をガハハと笑い飛ばす。

こういったことができる人は、創造性が高くてストレスにも強く、自信、楽観性、幸福度はいずれも高めとのことです。

ちなみに、否定的な効果を与える「自虐的ユーモア」と「攻撃的ユーモア」というものもあって、いずれも自己&対人関係を築く上でマイナスの影響をもたらすとのこと。同じ「ユーモア」でも、効果が全然違うんですね。

さて、大きな変化に伴い、多くの人がストレスに晒されている今日この頃。こういうときに上手なユーモアを使える人がいれば、その人自身はもちろん、回りの人のストレスも解放し、楽にしてくれるはず。

私もそういうユーモアが使えるようになるといいなあと思いますが、実際はなかなかうまくいかない。ユーモアの修行しなければ!

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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