【インタビュー】「オフ会で見せびらかすためにPalmを光らせる」PDA改造を通して見えたガジェット愛

「オフ会で見せびらかすためにPalmを光らせる」PDA改造を通して見えたガジェット愛

Palmユーザーなら誰でも「KAIZO」という5文字を見ると気持ちがザワザワするはず。

もともとユーザーは、やたらと自分の端末をカスタマイズして見せびらかしがちですが、なかでもPalmユーザーはその傾向が強い。しかも、その方向性が少し普通じゃない。(←褒めてます)

一応、ウソでも「こうするとすごく便利でしょ」「もっと使いやすくしてみました」的な言い訳つきでカスタマイズするユーザーが多い中、KAIZO系Palmユーザーは堂々とこう言ってのけます。

「実用的であってはならない」

……!!! それって、どゆこと? そう思うあなたのために、ちょっとだけお見せしましょう。

たとえば、こんなやつ。

これは「観葉植物に水やりするためのPalm」。どうなっているかというと、Palmがタイマー代わりになり、時間になったらお風呂の水くみ上げ装置が作動し、毎日きちんと水を撒くというもの。

……いやいや、これ、十分実用ですやん。

そう思ったあなた。違うんです。だって、そもそも水やりのためにPalm使う必要ないでしょう? それをなぜ、あえてやってみたか。その理由はたったひとつ。

「受けたい」

そう、彼らはただ「受けたい」という一心で、こんなたいそうな仕掛けを作ってしまうんです。その最たるものは、かの有名な「ナイトライダー仕様Palm」。

これです。ただ「ボタンを押すと光る」という、ただそれだけのもの。そのために、彼らはPalmを三枚に下ろし、プリント基板を組み込んで改造しちゃったりするんです。どうです、ちょっとおかしいでしょう?(←しつこいようですが、褒めてます)

なぜそこまでして「受けたかった」のか。実は、そこには深ーい訳がありました。その理由が知りたい方は、ぜひリンク先の元記事をご覧ください!↓

「オフ会で見せびらかすためにPalmを光らせる」PDA改造を通して見えたガジェット愛

井上 真花(いのうえみか)インタビュアー

投稿者プロフィール

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。

長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。

主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。

プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは「1000人に会いたいプロジェクト」

井上真花の公式ホームページはこちら

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