【小説】竹(楠田文人)

 竹には「真っ直ぐに伸びる」という印象があります。昔から「物干し竿」「竹垣」などの、真っ直ぐな素材が必要な場所に使われてきました。

「竹を割ったような性格」という言葉は、真っ直ぐで、あっけらかんとした性格を指すようですが、元は竹を割ると真っ直ぐに割れるところから来ているそうな。「中身がない」という裏の意味もありそうに思えてしまいます。

 竹を割って中に何か詰まっていたら怖いですけど、空なのでほとんど半畳一間の高層マンションと同じです。かぐや姫のいた部屋の上下の階には何が住んでいたのでしょう。

 竹の中には少し曲がった性格のものもいるようです。

「ふふふの話5」より

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楠田文人作家

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