軽めのランチが食べたい(もちろんお酒はアリで)という日がありまして
メキシコ料理のタコスをちょっとつまみに行くことにしました。
繁華街から一本裏の道にある建物がひしめき合う一角。
よく見ていないと通り過ぎてしまいそうな入口にはエントランスらしさはなく、
もちろんエレベーターもありません。
いきなり目の前にあらわれる狭くて急な階段を4階まであがりながら、
こんなところに来るお客さんはどれぐらいいるものなのだろうかと思いました。
しかし、お昼には少し早い時間にも関わらずほぼ満席のよう。
狭いけどカウンター席なら空いていますよ、と言われて中に入れてもらいました。
店内は鮮やかな黄色の壁に、南国風の模様が描かれた天井。
ご機嫌なBGMがかかっているけどすぐにリピートされるので覚えてしまいそうでした。
ランチメニューは4種類ほどあって、わたしが選んだのはもちろんタコス。
それと、コロナビールとフライドポテト。
お料理を待っている間に何組ものお客さんがやってきたので
少々不便な場所にあるとはいえ、知る人ぞ知るいいお店なのかもしれません。
そして、やってきたタコスを見てちょっとびっくり。
タコスの生地ってもっと薄いものだと思っていたのにちょっと厚みがある感じ。
ひとくち食べて「なんだ、このふんわり感!」とさらに驚きました。
これはこれでおいしいけど、わたしが知ってるタコスと違いすぎて戸惑います(笑)
やわらかくてはかない生地が最後まで不思議な味わいでした。
スタッフさんに「この生地は何でできているんですか?」と尋ねてみたところ、
「ふつうのコーンフラワー(とうもろこしの粉)よ」というお返事だったので
メキシコにはこんなやわらか系の生地もあるのかもしれません。
夜のメニューだとタコスの具材にもいろんな種類があって
おつまみもかなり充実しているようなので
夜のチョイ飲みにもよさそうでした。