【フェリー旅】東九フェリーと太平洋フェリーを比較

バンワーク

井上です。今回の旅では、フェリーに2回乗りました。1つは東京から四国の徳島に行く東九フェリー、もう1つは名古屋から仙台に行く太平洋フェリーです。今回の経験で、フェリーによって船内設備がかなり違うということがわかりましたので、その違いをご紹介していきます。

まず、料金を比較してみます。料金はルートや席の種類によって異なりますが、一般的には太平洋フェリーの方が若干コスパがよいようです。ちなみに今回の運賃(大人2名+ハイエース1台)は次の通り。

  • 東九フェリー(東京-徳島)4人部屋: 6万990円
  • 太平洋フェリー(名古屋-仙台)1等クロスツイン:4万1300円

部屋の広さは東九フェリーのほうが広い印象でしたが、トイレやシャワーの設備はありませんでした。

太平洋フェリーはこじんまりした部屋でしたが、トイレとシャワーが付いていて、アメニティも充実していました。まるでビジネスホテルのようです。

次に、船内設備について比較してみましょう。東九フェリー「どうご」にはレストランがなく、代わりに広い自動販売機コーナーとラウンジがありました。多くの人はここで食事をしていました。

ラウンジにはお茶やお水、食器、カトラリー、レンジ、湯沸かし器、ゴミ箱など設備が揃っており、食事をする上で困ることはなさそうでした。窓の近くにあるカウンター席に座り、海を見ながら食事をする人の姿も見られました。

太平洋フェリー「きたかみ」にはレストラン、展望大浴場など、東九フェリーにはない設備がありました。これはレストランのメニューで、モーニングとランチタイムは1100円でバイキングが楽しめます。ディナーはレストランで食べていないのでよく覚えていませんが、たしか2200円だったと思います。

以上の比較からわかったことをまとめると、料金では太平洋フェリーがおトクで、船内や部屋の設備も太平洋フェリーに軍配があがります。

しかし太平洋フェリーにはレストラン以外に食事の選択肢がないため、食事を自由に選んだり、食費を節約したい人には、東九フェリーのほうがよいかもしれません。

とはいえ、フェリーはサービスや価格で選ぶものではありません。出発地や目的地が決まっている場合、おのずと使えるフェリーは決まってきます。そういった意味では、この比較記事はあまり役に立たないかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。

井上 真花(いのうえみか)

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。日本冒険作家クラブ会員。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として<a href="https://t-cafe.hateblo.jp/">「哲学カフェ@神保町」</a>の世話人、2020年以降は<a href="https://nagotetsu.hateblo.jp/">「なごテツ」</a>のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。ライフワークは<a href="https://www.office-mica.com/magazine/entry/category/interview/1000pj/">「1000人に会いたいプロジェクト」</a>。井上真花の公式ホームページは<a href="https://www.inouemica.work/">こちら</a>。

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