【車旅】ハイエース 天井の断熱

レビュー&コラム

秋葉です。今回もハイエースDIYについて書いてみました。テーマは天井の断熱処理です。

作業の手順は、以下の通り。

  1. 天井を止めているクリップを外す
  2. 天井の板を外す
  3. 制振材を貼る
  4. ペフシートを貼る
  5. シンサレートを貼る

作業自体は単純なので、特に困ることはありませんが、特に上部の作業はやりにくいため、手間と時間がかかります。ということで、それぞれの作業ポイントなども解説していきます。

①天井を留めているクリップを外す

クリップは、マイナスドライバーや内張剥がしなどを使ってはずしていきます。テコを使ってクリップを外すと天井が凹んでしまうので、下部に引っ張るようにして外すようにしましょう。

②天井の板を外す

天井の板は、荷室2枚、運転席・助手席1枚で成り立っています。スライドドア上部の板を後部にずらすと、比較的簡単に外れます。この時、ルームランプなどを外す必要があります。コネクタは、ツメで引っかかっているだけなので簡単に外せます。

③制振材を貼る

天井の板を剥がすと鉄板がむき出しになるので、そこに制振材を貼り付けていきます。制振材はいくつか種類がありますが、Youtubeで遮熱効果が期待できる動画を見たのと、コストパフォーマンスを考慮してMPシートに決めました。ただし、実際の効果は試して見なければ分かりません。

④ペフシートを貼る

断熱や結露対策として、東レのペフシートを選びました。裏の接着剤が強力で手にくっつくと厄介ですが、丁寧に作業していけば特に問題ありません。ペフシートは都度ハサミで適当な大きさに切って貼り付けていきます。

⑤シンサレートを貼る

ペフシートを貼り終わったらシンサレートを貼り付けていきます。クリップの穴を塞がないようにながら、スプレーのりでどんどん貼り付けます。シンサレートもハサミで切ることができるので、あらかじめ適当な大きさに切っておくとやりやすいです。

シンサレートを貼り付けたら、天井を戻してクリップをつければ完成です。これで上部・側面の両方の断熱が終わりました。見た目も変わらず、効果もよくわからりませんが、車内でエアコンを使うとすぐに冷えるようになった気がします。それと、ハイエースの車内が静かになりました。運転中の騒音も抑えることができているのかなと思います。

秋葉 けんた

秋葉 けんた

IT系のライティングを担当。 書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。●これまでの主な仕事 PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。●連絡先 メール:kenta@office-mica.com

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