デジタルブックのある暮らし(7)

クリエなら、テントの中でも本が読めます

トラベルライター
大岡 真一郎

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(1) 何を使って読んでいるの?

 クリエです。ボクは遠視なんで、携帯電話で読むのは好きじゃないんですよ。クリエの画面のほうが、全然読みやすいです。クリエだったら、音楽を聴きながら読めますしね。電子書籍は昔から興味があって、クリエを買えば読めると知って買ったんです。使っているのは、PEG-NX80です。この縦長の画面が、文庫を読むのにちょうどいいんですよ。
 電子書籍には、前から興味をもっていました。ボクは、音楽とかムービーとか、オンラインで買えるコンテンツが好きなんです。いろんな販売サイトをブックマークしていて、そのブックマークを「本屋さん」というフォルダにまとめておいて、暇があればアクセスしています。もともと本屋が大好きなんで、ネット上の本屋さんも一日に1〜2回は見に行かなくちゃ気が済まない。だから、自分の本を出すときは、ぜひ電子書籍で出したいな、と思っていたんですよ。


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(2) どういう時に読んでいるの?

 寝る前に読んでますね。あとは、ちょっとした隙間の時間です。電車の中とか、喫茶店の中とか。ボクは旅行が好きなんですが、クリエを使ってテントの中で読書するのもいいんですよ。外が雨だったり、体調が悪かったりして、一日中テントの中で過ごすこともあるですが、そんなときはよくクリエで本を読んで時間を潰しています。北海道の羅臼ってところで、一日中読んでたこともありましたね。本だと明かりがないと読めないけど、クリエだと暗くても読めるというのが、外で使うのにいいんですよ。ていうか、こういうのって外で使ってナンボってものじゃないですか。家の中より、旅行に出たときにこそ使いたくなる。そういうものですよね。

(3) お勧めタイトルは?

 まずは、井上真花の「わくわくPalm生活」です。機種ごとの使い方がレビューされていて、いいところだけでなく悪いところもちゃんと書いてあったんで、すごく参考になりました。あと、個人的なPDAの使い方みたいなことが書いてあったから、どう使えばいいかということがよくわかりました。あれを読まなければ、ボクはクリエを買っていなかったと思います。
 あと、加藤伸美の「ヨーロッパ横断キャンプ旅行」もよかったです。これはヨーロッパ13カ国を、45日間キャンプをしながら巡っていくという話なんですけど、主人公が普通の女の子なんです。ちょうどヨーロッパ旅行記が読みたくて買ってみたんですけど、ネイティブな旅という感じでとても面白かったです。
 最後に、喜多嶋隆の「水平線ストーリー」。これは夏とか海に関する小話で、作者が実際に経験したことみたいなんですけど、小説っぽく書いてあります。ボクは夏と海が大好きなんで、そんな気分を盛り上げたいときにはこの本を読んでいます。

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