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「ガロルフ達が引っ越した地底の国は大騒ぎになった」(楠田文人)

(あらすじ)

 妖精「ガロルフ」との冒険から戻った林は、平和な毎日を過ごしていた。ただひとつ残っているのは、ホイヤーを倒した時に拾った「念筒」だけ。ガロルフのバッグに入らなかったので、ハヤシが自分のバッグに入れて預かったまま、持ってきてしまったのだ。ある日、「念筒」を耳に当ててみると、声が聞こえてきた。「奴はどこへ行った?」「逃げたか?」。この声を聞いたときから、林の新しい冒険が始まっていたのだ。

 「あの日、ガロルフは書斎の窓からやってきた」の続編。

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