【日経パソコン】(9/14号)生産性が爆上がりするスマホAI仕事術(第5回)スマホで集め、パソコンで仕上げる

お知らせ

日経パソコンの連載「生産性が爆上がりするスマホAI仕事術」、第5回が掲載されました。今回のタイトルは「スマホで集め、パソコンで仕上げる」です。

これまでの回では、音声・写真・手書きと、スマホでの「入力」の手段を一つずつ紹介してきました。第5回はその集大成にあたります。バラバラに集めてきた素材が、最後に一本の報告書になるという回です。

スマホで声を吹き込んだメモ、会議で撮った写真、ホテルで走り書きした手書きのメモ。ひとつひとつは、その場の思いつきや備忘録の断片にすぎません。ところが、それをまとめてAIに渡すと、出張報告書の下書きになる。集めていたときには意識していなかったのですが、全て報告書の素材になったのです。

この回で伝えたかったのは、スマホとパソコンの役割分担です。スマホは、素材を集める道具。パソコンは、それを成果物に仕上げる道具。どちらもAIを使っていますが、シーンや使うデバイスによって、AIが担う役割が変わります。

AIは、ただ素材を並べているのではありません。たとえば手書きのメモに「検査データ 安定」とだけ書いてあっても、別に撮っておいた写真の分析と突き合わせて、「安定、ただし後半は要確認」と補ってくれる。一つの素材だけではわからなかった情報が、複数を組み合わせることで浮かび上がってくる。まるでミステリの名探偵のようです。

もちろん、最終的に確認するのは人間です。AIが作るのはあくまで下書きで、数字や日付、相手の名前は、自分の目で確かめる必要があります。とはいえ、デスクに座って1から報告書を作ることを考えると、はるかに負担が少なくなります。移動時間や隙間時間に集めた断片が、机に戻ったときには成果物の部品になっている。そんな働き方が、AIの登場で現実の選択肢になってきているのです。

井上 真花(いのうえみか)

有限会社マイカ代表取締役。PDA博物館の初代館長。長崎県に生まれ、大阪、東京、三重を転々とし、現在は東京都台東区に在住。1994年にHP100LXと出会ったのをきかっけに、フリーライターとして雑誌、書籍などで執筆するようになり、1997年に上京して技術評論社に入社。その後再び独立し、2001年に「マイカ」を設立。主な業務は、一般誌や専門誌、業界紙や新聞、Web媒体などBtoCコンテンツ、および広告やカタログ、導入事例などBtoBコンテンツの制作。プライベートでは、井上円了哲学塾の第一期修了生として「哲学カフェ@神保町」の世話人、2020年以降は「なごテツ」のオンラインカフェの世話人を務める。趣味は考えること。

関連記事

マイカのニュースレターに登録
TOP
お問い合わせ
CLOSE
お問い合わせ