【レビュー】ディアウォールで2×4の柱を立てる

最近、DIYが趣味になりつつある秋葉です。

DIYをすることになった理由は、自宅が小さいため、余計なものを置くスペースがないから。家具にしてもにしても、家のスペースにあうモノでなければ配置できません。いろいろ悩んだ結果、「家にあわせて作る」のが効率がいいと気づいたんです。

無印良品などセミオーダーで家具を入手できるメーカーはありますが、きっちりこちらの要望通りにできるわけではないし、そこそこ高価です。そこで、自分で作ればいいのかな、と思いついた次第。

柱を立てて棚を作れば、壁に穴を開けることがありませんし、気に入らなかったら、他の場所に移動して使うこともできます。簡単な割に便利なので、とても気に入っています。

この「柱を立てる」際に使っているのが「ディアウォール」(https://www.wakaisangyo.co.jp/diawall/)です。

「ディアウォール」とは、室内に柱を作るためのアイテム。パッド内部にあるバネの力で木材を突っ張ることで、簡単に柱を立てることができます。2×4材の他、1×4材や2×6材用のディアウォールも販売されいます。また、オプションとして棚を簡単に作ることができる「棚受け」や、短い木材をつなぐ「中間ジョイント」なども用意されています。

使い方はとても簡単。
(1)柱を立てる場所の高さをメジャーで測る。
(2)その高さよりも4cmほど短い2×4材を用意する。
※ネットやホームセンターで購入します。なるべくソリが少ないモノを選ぶのがポイントです。
(3)2×4材の両端にラブリコをセットし、立てる。(緩い場合、スペーサーで調整します)

これだけで、壁に柱を立てることができます。

今回使ったのは2×4材用のディアウォール。わが家の場合、壁紙が白いので、2×4材も白く塗装しています。塗装することで柱の存在感が薄くなるので、仕上がりがきれいになります。塗装がめんどくさいという場合、幅広のマスキングテープを貼ってもOKです。

この柱を使って、棚を作ったり、ディスプレイを壁かけするためのアームをつけたりしています。

柱についているのはWebカメラとマルチリモコン。高い位置に設置したかったので、柱を立てています。

木材をまっすぐ切るのが苦手という人は、必要な長さにカットしてもらえるお店で買うといいでしょう。ネットショップやホームセンターでもカットしてもらえるところがあるので、まっすぐ切る自信がないという人も安心です。

このように、非常に便利なディアウォールですが、デメリットもあります。力が上下方向にかかる分には問題ないのですが、横方向に力がかかると柱が倒れる危険性があります。そのため、柱を立てる際はまっすぐに立てることや、倒れてこないように力がどういう風にかかるかなど、ちゃんと考えて棚やモノをつけなければなりません。購入する際、なるべくソリがなくまっすぐな材を選ぶのもポイントです。

このあたりさえ気をつければ、大丈夫。ディアウォールは、かなり重いモノでもつけることができるようです。ネットで調べて見ると、柱を2本立ててテレビを壁掛けにした人や、ハンモックをつけたという人も少なくありません。ただ、「ディアウォールが倒れた」という人もいるので、ディアウォールを過信せず、安定して立てることができる工夫も必要かもしれません。

家を快適にしたいけど、DIYはちょっと……という人もディアウォールなら手軽にはじめられます。お試しで柱を立てて棚や壁掛けディスプレイなどを試してみてはいかがでしょうか。

秋葉けんた

秋葉 けんた

投稿者プロフィール

IT系のライティングを担当。
書籍、雑誌、業界誌やWebコンテンツなど、コンシューマからB2Bまで幅広く執筆。また、広告やカタログ、導入事例といった営業支援ツールの制作にも携わる。年間におよそ200件の原稿を執筆。

 ●これまでの主な仕事
PC/周辺機器(CPU/DVD・BD・HD DVD/LCD/プリンタなど)、基幹システム(CRM/ERP/SFA/SOA/帳票など)、ストレージ(SAN/NAS/LTO/SASなど)、セキュリティ(BIOS/UTM/情報漏えい対策/デザスタリカバリ/内部統制・コンプライアンス/ネットワークセキュリティ/メールセキュリティなど)、ネットワーク(KVMスイッチ/グループウェア/サーバ/資産管理/シンクライアント/ホスティングなど)、その他(.NET/BI/カタログ/各種戦略/導入事例/パートナー取材など)…ほか、多数執筆。

 ●連絡先
メール:kenta@office-mica.com

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